私たちが暮らす地球では現在、地球温暖化が進み、各地で深刻な影響が出てきています。ローカルで考える地球規模の問題ということで、地球温暖化の原因とされる温室効果ガスを減らすためにはどうしたらよいかを考えながら、実際に皆さんで芦別市にジャイアントミスカンサスを植えました。
星槎国際高等学校での午前中プログラムの最初は、温室効果ガスが地球に与える影響を簡単な実験を通して体験しながら、地球温暖化についてのお話をさせていただきました。
続いて、EPO北海道 大崎美佳氏に持続可能な開発目標(SDGs)のお話しをしていただきました。
SDGsとは、国連サミットで採択された国際社会が目指す2030年までの開発目標のことで、17のゴール・169のターゲットから構成されています。ゴール13には、「気候変動に具体的な対策を」という設定がされていますが、今回のプロジェクトは地域にCO2削減効果の高いジャイアントミスカンサスを植えることで具体的な対策を試みています。
その後のワークショップでは各グループに分かれ、活発な議論が繰り広げられました。
午前中の最後は北海道大学北方生物圏フィールド科学センター山田敏彦教授より、資源作物としてのススキについてのお話をしていただきました。
午後は圃場に移動し、まずは、ジャイアントミスカンサスについての植え方を聞いたあとでどんどん植えていきます。
午後の植え付けの時間は長めに取っていたのですが、手際の良過ぎる皆さまの活躍によりあっという間に植えられていきます。
来年以降に芦別市で育ったジャイアントミスカンサスを実際にペレットに加工する予定です。それまで無事に育ってくれますように! ご参加いただきました皆さま、関係者の皆さま、ありがとうございました。
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